本を読むだけで満足していないか
話し方、コミュニケーションについての本や
発信は、
もはや数え切れないくらいある。
私の発信もそのひとつだ。
しかし、
私が記事を書いていてもどかしいことがある。
それは、
一方通行であること。
アドバイスや話し方テクニックはいくらでもある。
書店に行けばすぐにわかる。
話し方についての本がとにかくたくさんあるからだ。
ネットで検索したり、
ブログやYouTubeを見れば
なんだか役に立ちそうな情報が
あふれている。
もちろんその内容はとても参考になるし
大事なことであるのは間違いない。
では、
本を読んだりセミナーを受講したあと、
それらを実践できて
ガラリと何か変化が起きた人は
どれほどいるだろうか。
…私はあまり見たことがない。
それはなぜか。
本を読むだけではあまり変わらない
本を読むことに意味があるのは
間違いない。
だけど、読むだけでは何も変わらない。
なぜなら
読んで頭で理解することと、
それを実践することは
大きく違うからだ。
また、
本に書かれていることは、
スタート地点に立つための
最低限必要なことであって、
スタートしてから本当に必要なことは
人によってバラバラである。
万人に共通する内容というのは、
最低限必要なことであって、
その先は人によって違うので
本やセミナーで一方的に受け取るには
限界がある。
万人に共通する内容は、
最低限必要な、
大前提の内容になってしまう。
「あなたにとって本当に大事なこと」
はその先にあるのだ。
これさえ知れば自分が変わる、
これさえ身につければ成長する、
そんな魔法のような学びは
残念ながらあまり期待できない。
しかし、本として出版されるからには
万人ウケするものでないと売れない。
ということは、
ピンポイントで特定の誰かに響くような内容は
ほとんどないと言える。
それらを知って身につくのは、
まずはスタート地点に立つために
理解しておくべき基本的なことがほとんどなのだ。
結局何が重要なのか。
それは、
その人ならではの「個人的な課題」に尽きるのだ。
いわゆる、応用編。
その課題を乗り越えない限り、
最低限のアドバイスを理解したところで
あまり変わらない。
また、
一番厄介なのは、
同じアドバイスが、
人によっては
プラスにもマイナスにもなるという点だ。
それなのに、
本にこう書いてあった!
これがいいと言っていた!と
そのまま参考にするとどうなるか。
それが自分にとっては
マイナスになるアドバイスだってある。
でもそのことに自分では気づけない。
これが私にとって、もどかしいのだ。
応用編は、不特定多数に向けて
発信できない。
例えば、
「自信を持って堂々と発言しよう!」
というアドバイスがあったとする。
これは一見正しいように聞こえる。
しかし、
その人の普段の印象が威圧的で、
人に対して圧迫感を与えるようなタイプの人だったら
どうなるだろうか。
その、
自信に満ちて堂々とした話し方や態度が
かえって偉そうに見えたり、
威圧的、感じが悪い、といった悪い印象になりかねない。
これらのアドバイスが有効なのは、
自分に自信がなさそうな印象が
マイナスに働く人向けなのだ。
場合によっては
ひとつのアドアイスが逆効果になるのだ。
ではどうすればいい?
自分をよりよく変えるには何が必要なのか。
そこで重要になるのが…
こちらに書きました。
(note)
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