「ガクチカ」で悩んでいるあなたへ

ガクチカがない…

私が就活に明け暮れていた2005年頃。

「ガクチカ」という言葉はなかったものの、
その概念は存在していた。

私もこのガクチカとやらに翻弄された1人。

タイトルの「ガクチカで悩んでいるあなた」
というのはまさに過去の私のことなのだ!

結論から言うと、

何にも特別なことは
いらないよ!

ということを伝えたい。

ガクチカというと、
何か特別な経験やできごとがないといけない…

そう思う人は多いのではないか?
というのがこの記事を書こうと思ったきっかけ。

かくいう私も大学3年生のとき、

「語学留学しなきゃ!」
と思ったことがある。

もちろん、
本当に語学に興味があったからではなく、
就活のためにも何かしないとダメだ!という
ただの焦りからだった。

結局留学はしなかったけど、
面接を乗り越えることができた。

要するに、
ガクチカ=留学のような特別な経験
ではないということ。

もし今悩んでいるとしたら、
そもそもガクチカとは
何のために必要なのか?
をまず知る必要がある。

何か特別な経験が必要?

留学やボランティア活動、
何かのリーダーなど、
大きなことを成し遂げないと
自分には何もない…

それは大きな誤解だ。

そんな経験がなくても、
どうか自信をなくさないでほしい。

ガクチカを作るために何かをする、
というのは、
あまり意味がない。

そんな経験は面接で通用しない。

なぜなら
ガクチカの内容なんてどうでもいい
からだ。

「留学しました」
「ボランティア活動をしました」
「○○のリーダーでした」
と内容が素晴らしいところで、

「で?」

となるのがオチ。

じゃあ一体何をしたらいいの?

と思うかもしれないが、
この「何を」という部分は
どうでもいい、
ということをまずは理解する必要がある。

面接でガクチカを聞かれる理由

なぜガクチカを聞かれるのか?

その理由を考えない限り、
相手を説得できるガクチカは語れない。

結論は
「あなたがどんな人間で、
どんな可能性を秘めているか」

面接官が知りたいのはここ。
これがガクチカを聞かれる理由だ。

ということは!

これさえクリアできれば、
内容なんてどうでもいい。

面接官は
あなたが「何をしたか」を知りたいのではない。

あなたという人がどんな人で、
どんな魅力があって、
どんな可能性を秘めていて、
入社したらどう活躍してくれるか、

あなたの人柄を知りたいのだ。
そのために聞いているだけ。

だから、
留学とかボランティアというような
インパクトは重要ではない。

何か大きなことを成し遂げなければいけない、
というのは間違いだということを
理解していただけただろうか。

実際に私は、
アナウンサー試験を受けたが、
留学もしていないし、
語学力は日本語のみ。
学生キャスターとか、読者モデルとか
ミスキャンパスでもないし、

毎日アルバイトと学校を往復するだけの
平凡な学生だったのだ。

そんな私が
面接でどんなやりとりをしてきたのか?

自分を知ってもらう

ゴールを設定する

私がしてきたことは
インパクトなんて何もない。

普通に学校へ通い、
飲食店でアルバイトをし、
週に一度アナウンススクールへ通い、
あとは友人と飲みに行ったり遊んだり、
本当に普通だった。

ただ常に軸にあったのは

アナウンサーになるためには?
という目標、ゴール。

その視点だけは常に持っていた。

私の場合はアナウンサーだったが、
アナウンサーに限らず、

就きたい仕事、
入りたい会社、
成し遂げたいこと

・・・

目標やゴールはなんだろうか?

それがはっきりとしていたら、
何気ない日常でも
見えてくるもの、感じること、
気づき、色んなことが変わってくる。

そうすると、おのずと行動が変わってくる。

それがガクチカになる。

何がガクチカになるかわからない

それは、
学生時代という枠ではなく、
たった1日で起きるできごとかもしれない。
もしくは数時間で起きたできごと、経験かもしれない。

自分にとって
感動したこと、気づきがあった経験、
日常の中にあるそんなできごとが、
面接官に響くできごとになることだってある。

そこにあなたの人柄や魅力が詰まっていれば、
内容のインパクトなんてどうでもいい。

自分のことを知ってもらうのが
面接の目的であり、
そのためにガクチカがあることを
忘れてはならない。

何がガクチカになるかなんて
わからないのだ。

人柄が伝われば
それでいいのだ。

そして、
相手から求められるような人材になる努力をしていれば
それでいい。

だからゴール設定が重要。
それに向かって走ればいい。
魅力はあとからついてくる。

私の面接体験談↓
どんなガクチカを話したのかご参考に。
(面接の数日前に起きたできごとを話しただけ)

就活・忘れられないアナウンサー試験 初めて通過した一次面接 

フリートークについて↓

アナウンサー試験・フリートークで実際に出されたテーマと回答例

アナウンサー試験 面接官は何を見ている?どんな人が内定する?

まずは目標、ゴールを設定する。

そして、
絶対に自分にしかない魅力や長所があるはずなので
それを見つけることから始めよう。

絶対に大丈夫!

今回はガクチカについてでした。


コメントを残す

ABOUT US

tomoe
1983年生まれ 山口県岩国市出身 共立女子大学を卒業後、 yab山口朝日放送 メ〜テレ(名古屋テレビ放送)に勤務 結婚を機に退社し上京。 2人の息子を出産後 2018年11月から夫の赴任に伴い スペイン・バルセロナ生活スタート。 ワインエキスパート資格取得(2008年) ボイスワークス所属