誰もやらないからこそ価値がある
やっておくべき、
とまではいかないけど、
やっておいた方がいいこと。
それは
「発声&滑舌の訓練」
別にアナウンサーや役者になるわけじゃないし、
意味ある?なんのために?
と思われがちなテーマだけど。
私はアナウンサーという仕事を目指し、
仕事としてやってきたので
当たり前のようにやっていたが、
これだけは言える。
本当にやってよかった!
仕事に関係なく、
仕事から離れても本当に役に立つし、
自分にとってプラスでしかない。
日常でも生きてくる。
より良いコミュニケーションにだってつながる。
声は、
大きいかどうかではなくて、通る声かどうか。
相手にとって心地よく届くかどうか。
ハキハキと通る声でしゃべる人とそうでない人は、
第一印象も違う。
滑舌練習はやってみるとよくわかるのだが、
顔全体の筋肉をすごく使う。
慣れていないと顔が痛くなる。
でも、顔の筋肉が鍛えられると、
表情が豊かになり、
しゃべることが楽になり、
笑顔もすんなりと作れるようになる。
大笑いしたあとに
顔が痛くなることはないだろうか?
それは普段、
笑うときに使う筋肉を使っていないから。
これがなくなれば、
柔らかい笑顔も自然と表れるようになる。
伝わらないと意味がない
私がよく例えるのはこうだ。
道具と同じで、
いくら料理の腕が良くても、
切れない包丁だと美しい料理はできない。
どんな名演奏家でも
楽器のメンテナンスがされていないと
いい音は出ない。
それと同じで、
どんなに素晴らしいことを言葉にしても
ボソボソと聞き取れないと相手に伝わらない。
せっかくの素晴らしい内容が
相手に伝わらなければ意味がない!
滑舌と発声。
喋り手だけのものだと思うなんて
もったいなさすぎる。
訓練すれば誰もが得になるのに。
やらなくても何も困らないからというのもあって
ほとんどの人がやっていない。
でも、だからこそ
これをやると人と差が出る。
もちろんしゃべることの内容は大事だが、
同じ内容でも
どうやって伝えるか
というのは伝わり方がまるで変わってくる。
顔の筋肉が柔らかくなると
表情も明るくなり、
気分も明るくなり、
通る声を身につけると前向きにだってなれる。
自信もつく。
たったひとつのハードル
いいことしかないのだが、
たったひとつだけ
難しいことがある。
継続できるかどうか
筋トレやダイエットと同じ。
数日で身につくものではない。
結果や効果が出るまでに時間がかかる。
とにかく根気がいる。
しかし、それを乗り越えた時には、
筋肉がついたな、痩せたな、
というのと同じように、
自分の声に
必ず実感できる変化が表れる。
実際にやってみたからこそ言える。
やっておいた方がいい。
私はやって本当によかった。
1人で頑張ることは難しい、
そんな時は誰かの手を借りることも手段。
このブログでは、
その手助けになるようなことも綴っていきたい。
滑舌や声を磨いて役に立つのは
アナウンサーだけのものではない。
どうも人に話を聞いてもらえない、
相手に伝わらない、
説得力に欠ける気がする、
そんな人は、
話の内容だけでなく、
話し方を鍛えてみることをお勧めしたい。
話し方が変われば、
印象や魅力だって変わる。
自分磨きのひとつに
話し方と声を磨くというのを
ぜひ取り入れてほしい!
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