①原稿を用意する
まずは
原稿がなければ練習はできません。
原稿の用意の仕方
アナウンススクールに通っていれば
練習用の原稿は手に入ります。
でも、
通っていない人でも
最新の原稿を
手に入れる方法があります。
それは、
自分で
文字起こしをすること
テレビのニュースを録画し、
(ラジオのニュースを録音でも○)
何度も少しずつ聞きながら、
文字起こしをするのです。
何それ!
めっちゃアナログ!
地味でめんどくさ!
って思う気持ち、
わかります…
でもちゃーんと
文字起こしで作る原稿には
それ以上のメリットがあるのです!
メリット
①実際に読まれているリアルな原稿
②最新の情勢に詳しくなれる
③原稿の構成がつかめてくる
④実際にアナウンサーが読むお手本がある
ひとつずつ見ていきましょう。
①実際に読まれているリアルな原稿
これほどいい練習になる原稿が
他にあるだろうか!?
実際に読まれている原稿で
練習をするのがベストですよね。
*ここで気をつけたいポイント
「どんな内容の原稿を選ぶのか?」
それは、
全国ニュースと
ローカルニュースを
バランスよく取り入れること
キー局とローカル局では、
扱うニュースの内容が
大きく変わります。
キー局
政治や経済、世界のニュースなど、
全国民に関わるニュースが中心
ローカル局
その地域での事件や事故、
イベントなどのニュースが中心
お昼のニュースや
夜のニュースを見ていると、
まずは
キー局の全国ニュースがあって、
その後にローカル局に
切り替わるパターンがほとんどです。
ローカルニュースで、
政治や経済、海外のニュースを読むことは
ほぼありません。
NHKの場合も同じです。
全国ニュースの後に、
ローカルニュースに切り替わります。
なので、
・政治や経済、世界情勢など
・事件や事故、イベントや地元の話題
どちらもバランスよく
取り入れることをお勧めします。
最新の情勢に詳しくなれる
当然ながら、
じっくり原稿に向き合うことになるので、
そのニュースに出てくる人物の名前や
話題になっているテーマなど、
しっかりと頭に入るので
時事問題の対策にもなります。
ただ耳で聞くだけよりも
書き起こすことで、
より頭に入ってきます。
一石二鳥!!!
面接やフリートークのネタにも。
いいことだらけです。
③原稿の構成がつかめてくる
ニュース原稿には
大体のパターンがあります。
5W1Hが基本で、
何度も原稿を読み込むと、
そのパターンがつかめてきます。
そうすると、
ニュース原稿に詰まっている
物事を簡潔にまとめて話す
という力までついてきます。
ローカル局では
記者として原稿を書く
という業務もあるので
入社後もかなり役に立ちます。
④実際にアナウンサーが読むお手本がある
練習するといっても
自分1人では正解がわからないもの。
そんなときにお手本があるって、
かなり心強い。
自分の読みと
実際のアナウンサーの読みを
比較することができるのです。
比較することで改善点も見えてきます。
ここで重要なのは
この人のニュースはわかりやすい!
というアナウンサーを選ぶこと。
まずは主観でいいので、
こういう読み方、
伝え方を身につけたい、
というアナウンサーを選んでください。
お手本にすることになるので、
自分が真似をしたいと思える
アナウンサーを選ぶことが
モチベーションにもつながります。
縦書きに書く
実際のニュース原稿は
縦書きです。
右から書き始め、
左に書いていきます。
実際の原稿は
大げさなくらい文字が大きく、
頻繁に改行していますが
(原稿をプロンプター
というカメラに映すため)
練習の時は、
自分の読みやすい大きさと改行で
問題ありません。
ここから練習のスタートです
練習に必要なものを用意しましょう。
・原稿
・ストップウォッチ
・スマホ(録音のため)
・赤ペン
・お手本の動画や音声
これらがそろって、
練習開始です。
方法については
また次回!
原稿ってどうすれば手に入る?