日本とスペイン ちょっとした表現(ジェスチャー)の違い

どうしても伝わらない数字「6」

瞬時にスペイン語が出ない時、

無意識に頼るのが
ジェスチャー。

手や体を使って、
なんとか伝われ〜!

そのジェスチャーで、
なぜか毎回どこに行っても
間違って伝わってしまう表現があることに
気がつきました。

それが、

1〜10までの数字

買い物の時、
6個欲しいと伝えても、必ず
「5個?」
と聞き返される謎の現象。

これがどこに行っても
どの店員さんでも同じ反応が返ってくる。

なぜだなぜだー!
「6」と伝えても毎回、
「5?」と聞き返されるミステリー。

カウントの表現が違う

手を使って、
どうやって数字を表現しますか?

おそらく多くの人は

一般的な表現(日本)

(立てる指)
1…人差し指
2…ピースサイン
3…人差し指、中指、薬指
4…親指以外
5…片手の指全部
6…片手の指全部+人差し指
 …

しかしスペインでは

一般的な表現(スペイン)

(立てる指)
1…親指
2…親指と人差し指
3…親指、人差し指、中指
4…小指以外
5…片手の指全部
6…片手の指全部+親指
 ……

カウントの表現が違っていた!!

6が伝わらない理由

6を指で表して!と言われると

おそらく
こう表現する人も多いのでは!?
(私はこれをやっていた)

日本の6

しかしスペインで6は

スペインの6

表現が違うのです!

なので、

日本の6の表現をすると、

スペイン人から見ると、

5の表現を、
もう片方の人差し指で
コレだよ!と指しているだけに見えるのです。

なので、
私がいつも表現していたのは、

言葉では6と言いながら、
ジェスチャーでは5

スペインの店員

5なの?6なの?
どっちなの?

どおりで変な反応をされていたわけです。

真逆の意味に伝わる!?

もう一つ、

衝撃だった
ジェスチャーの違い!

「おいでおいで」
と手招きしてください

って言われたら、

日本ではおそらくコレ。

おいで〜(日本)

しかし!

これはスペインでは

「あっち行け!」(しっしっ)
のような意味になってしまう!

おいで!どころか
あっち行け!という

真逆の表現に!

じゃあ、
スペインでおいで〜という時は
どうするの?

それは↓

おいで〜(スペイン)

なんだか日本だと、

「こっち来いよ〜」と
挑発しているような感じ(笑)

最初は違和感がありました。

今ではすっかり子どもも
スペインの表現に慣れて、

日本に帰ってスペインのおいで〜をやると
誤解されそうです・・・

なので、
日本では違うからね!と教えています。

まとめ

「6」の表現

写真上が日本の6
写真下がスペインの6
です↓

息子が協力してくれた!笑

おいでおいで〜の表現

写真左が日本のおいで
写真右がスペインのおいで
です↓

左…日本     右…スペイン

以上、

今回は日本とスペインの
ジェスチャーの違いについてでした!

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ABOUT US

tomoe
1983年生まれ 山口県岩国市出身 共立女子大学を卒業後、 yab山口朝日放送 メ〜テレ(名古屋テレビ放送)に勤務 結婚を機に退社し上京。 2人の息子を出産後 2018年11月から夫の赴任に伴い スペイン・バルセロナ生活スタート。 ワインエキスパート資格取得(2008年) ボイスワークス所属