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当時の自分に教えてやりたい!
一次面接で落ちまくっていた過去
大学3年生から
アナウンサー試験を受けていました。
何社受けたかもう数え切れない…
そして前半は全て一次面接落ち。
見事な惨敗っぷりでした!
その頃は、
面接で何を見られているのか、
何を求められているのか、
なーんにも理解できていなかったと、
今だからわかります。
そんな内容を今回は書きたい。
突然、必ず二次面接に進むようになる
ある面接をキッカケに、
それ以降は必ず
一次面接を通過するようになりました。
ある面接とは
忘れもしない、
福岡の放送局での一次面接。
面接官数人と受験者数人ずつの
グループ面接でした。
結果から言うと、
私はその面接で落ちました。
落ちたのだけども、
その面接で、
とても大切なことを理解したのです。
落ちる・進む その差とは?
その面接でも私は、
ただ生真面目に面接に臨んでいました。
いいところを見せなければ!
と思っていました。
面接官に質問されることに対しても
とにかく丁寧に真面目に答えました。
そして私の番が終わった後。
一緒にグループ面接にいた
ある1人の学生の順番がきました。
そして、
とんでもない衝撃を受けました。
一体この子はなんだ!?
え?もしや面接官と知り合い?
そんなわけないよね!?
まるで知り合いの人と
世間話をしているかのように
すんごく楽しそうに盛り上がっている・・・
こんなの就職面接でアリなの!?
という、
今まで自分が受けてきた面接とは
まるで違う光景を目の当たりにしたのです。
私と全然違う・・・
そしてのちに、その学生が
二次面接に進み、
いいところまで残ったという話が
耳に入ってきたのです。
私とその学生の違いが、
面接に落ちる・進む の差なのか!?
当日、
グループ面接で一緒だったこともあり、
彼女とは連絡先を交換することになりました。
同じ学生ばかりが最終面接に残るという噂
何社も受けていると、
面接の最後の方に残るのは
いつも決まった学生たちで、
その中から1抜け2抜け、と内定している、
と言う噂がありました。
(どうやら毎年そうなるらしい)
これは実際に起こることで、
面接で残る学生には
ある共通点があるからだとわかりました。
その共通点こそが
面接で生き残る秘訣
だったのです。
私は、
面接で一緒だったその衝撃的な彼女のおかげで
大事なことに気づかされました。
そして私も面接で残るようになると、
彼女と顔を合わせる機会が増えました。
そして最終的に
お互い内定を頂くことができました。
(ちなみにその彼女とは友人として
今でも連絡を取り合う仲です!感謝。)
内容にとらわれるな!
私って、
何か他の学生と差がつくような
特別な経験をしたわけでもないし、
面接でアピールするネタがない!
こんなこと思ったことはありませんか?
(私は思っていた・・・)
そんな人に朗報です!
特別な、何かすごい経験は必要ではない!
むしろ、
どんな経験でも、
自分がやってきたことは
全てが特別な経験なのです!
なぜならそれは、
自分しか経験できていないことだから。
アルバイトでの経験、
サークルでの経験、
趣味の話、
こう言うとありふれたように
聞こえるかも知れませんが、
その具体的な内容、経験は
自分自身にしかなくて、
他人から聞けば
それこそが特別な経験なのです!
面接官が知りたいのは、
華やかな内容でも奇抜な経験でもなく、
人間性や人柄なのです。
私が面接で一緒だった学生は、
楽しく世間話をしているようで、
ちゃんと自分の
人間性、人柄を伝えていたのです。
これが面接に残る人たちの共通点。
だからこそ自然で、
知り合いと世間話をしているように
見えたのです。
内容だけが重要ではないのです。
面接で一番重要なこと
だからといってもちろん、
ただ経験したことを話すだけではダメです。
そこで何を考え、何を感じ、
自分はどういう人間なのか、
というのを面接官に伝えなければいけません。
さらに、
自分の人間性、人柄、これまでの経験を
今後就職して仕事にどう生かしていけるのか
というところまで繋げることが大事です。
就職する以上、
その会社に利益をもたらさなければならないのです。
自分を採用することで、
会社にどんなメリットがあるのか、
そこまで考えて訴える必要があるのです。
偉そうに言っていますが、
当時の私は全然わかっていませんでした。
だからこそ、
当時の自分に教えてやりたいと思うのです。
そんなことは不可能(笑)
だからその代わりに
今一生懸命
就職活動をしている人に
伝えられたらいいなと思い、
書いてみました。
そしてこれらは、
私がアナウンスの恩師から学んだことです。
言葉で言われても理解するのは難しかった。
私が理解できたのは就職して数年経ってから。
だから今すぐじゃなくてもいい。
いつか何年か経った時に
こういうことかー!!!
とふと気づくものなのです。
私は社会人になってから、
先生、こういうことだったのね!
・・・と何度思ったか。
がんばれ全ての就活生!
あくまで
アナウンサー採用面接についての私の経験談であり、
職種によっては
当てはまらないこともあるかもしれません。
就活中の自分に
もっと早く
教えてあげたかった!