ヨーロッパの治安 旅行の時はここに気をつけよう スリは本当にプロ!

スリを気にしたことありますか?

カフェなどのお店で、

席を取りたい時や、
その場を離れる時、

荷物を置いて席を取ったことある人、
結構いると思うのです。

私も経験あり!

そもそもスリなんて気にしたこと、
日本にいたときは
1度もなかったと言ってもいい。

なんて平和なんだ…

今ではもう怖くてできない。

家族で4度のスリに遭いました!

スリ経験談なら任せてください🎵
(なにその可哀想すぎる自虐!)

我々一家、

4度の被害を経験済みなのです。

これを披露することで

スリ被害を減らすことが
できるなら!
(なにその変な使命感w)

①長男のカバンが盗まれる

バルセロナに到着して
1週間もしない頃。

ベビーカーにかけっぱなしにして
ちょっと目を離したら
もう無くなっていた。

中身は上着一枚だけだったので、
特に大きな被害はなし。

気をつけないとね!
と軽く会話して終了。

②私のスマホが盗まれる

バルセロナ生活2ヶ月目。

とあるイベントに
子ども2人を連れて出かけた時のこと。

日本人が多く集まるイベントだったので
油断してしまったのか。

とにかく走り回る息子2人に
気を取られっぱなしだった。

ダウンコートのポケット(チャック付き)に入れていたスマホ。

帰り道、ふとポケットに手を入れると、
ポケットのチャックが開いている!

スマホ、ないよね〜。

やられたー!!!

と思いました。

落としたかも・・・

なんて発想はもはや浮かばない。

やられた・・・

という絶望感。

スリに対する怒りよりも、

うっかりしていた自分の情けなさに落ち込む。

どうやら聞くところ、

子連れのママはよく狙われる!

なぜなら、
子どもに気を取られることが多いから。

まさに私がそれ。

スリはしっかり見ていますよ〜。

③夫がスマホを盗まれる

これはマドリッドでの出来事。

出張中の夫の話。

知らない土地なので、
Googleマップを見て歩いていたそう。

しばらく直進かー、と
一旦スーツのポケットにスマホを入れ、

再び取り出そうとしたら・・・

なかった!!!

数分間の、
しかもただ歩いているときの出来事らしいです。

そういえば近くをすれ違った人がいたような・・・

という程度。

恐るべしスリ!

夫は、
自分は大丈夫だろう、

という気持ちもどこかにあったらしい。

そこをスリは狙っているのです!

④私の財布が盗まれる

またアンタかい!

これは夏休みの旅行中、
フランスのトゥールーズという街にて。

小さなリュックに財布を入れ、
1人で散歩していた時のこと。

(スマホは手に持っていたので無事!)

突然フワっと背中が軽くなった気がして
リュックを見ると、

チャック全開ー!!!

その時すでに、
周りを見回しても
怪しそうな人は誰もいない。

後ろでチャックを開けられた瞬間すら
全く気づかないし
え?いつ?いつ開けられた?

という感じです。

不思議なのは、もう動じない自分。
(動じろ!)

またやられたわ・・・という感じで
夫に電話。

カードを即止めてもらったのでした。

150€くらい入ってたなぁ。

現金はまだ諦めがつく。

困ったのは、
NIEカード
(スペインの納税者識別カード)が
盗まれたこと。

これがないと、
帰る時スペインに入れない可能性が出てくる。

とにかく絶対に無くしてはいけないもの。

ということで、

トゥールーズの警察署に行って、
被害届と紛失証明書を発行してもらうことに。

まさか警察署観光ができるとはね、
これはこれで貴重だ!

と笑い飛ばしてくれる夫で助かった。

旅行の序盤の序盤の出来事。

その後、カードがなくて

お土産やちょっと喉が渇いた時も
その都度お会計を夫にしてもらわねばならず、
めんどくさかった・・・

フランスではスペインのキャッシュカードが使えず、
現金をおろすことができない。
よって現金を持つこともできず。

もしここで俺がカード無くしたら
現金50€しか持ってないし、
旅行中断だね・・・
全てガソリン代にして即帰らねば。

その後の緊張感といったら!

なんとか無事に旅行は続けることができました!

スリは見ている!!!

  • スリは複数人体制
    単独ではなく、2人以上で
    見張り役と実行役に分かれている
  • しばらく後をつけている
    適当に狙うのではなく、
    ターゲットの後をつけて、
    そこ(ポケットやカバン)に
    確実にスマホや財布があるのを確認してから
    犯行に移る。
  • 見た目では判断できない
    スリだと見た目でバレるとそもそも犯行できない。
    未遂を経験した人の話を聞いても、
    見た目は本当に普通の人らしい

バルセロナに来て出会った人の話を聞くと、

ほとんどの人がスリ被害の経験がある。

何もなかった人の方が少ない。

旅行者だけでなく、

スペイン人でも被害に遭うことがあるそう。

自分は大丈夫だろう

という考えは今すぐ捨てよう。

対策!

とにかく貴重品から
目を離さないこと、
体から離さないこと。

斜めがけのバッグや
チャック付きのものがおすすめ。

口が開いたハンドバッグは最悪です。

あとはポケットも危険なので
絶対にスマホや財布をポケットに入れないこと

あとはパスポートが盗まれると
貴重な旅行の時間をたくさん奪われることになります。

警察署や日本総領事館にも行かないといけない。

その際、戸籍謄本が必要になるので、

日本にいる家族などの協力も必要になります。

そこでおすすめしたいのが、

戸籍謄本のコピーを持ってくること

もちろんコピーは
旅行中は貴重品と一緒にはせず、

ホテルに置いたり、
別の人に持ってもらうなど

パスポートと別々にしておくこと。

戸籍謄本のコピーがあると、
パスポートを紛失した時に
スムーズに手続きができます。

あとは、

自分は大丈夫だ、と思わないこと!

以上、
海外旅行に行くときのご参考にー!

我が家の痛〜い失敗談でした!

コメントを残す

ABOUT US

tomoe
1983年生まれ 山口県岩国市出身 共立女子大学を卒業後、 yab山口朝日放送 メ〜テレ(名古屋テレビ放送)に勤務 結婚を機に退社し上京。 2人の息子を出産後 2018年11月から夫の赴任に伴い スペイン・バルセロナ生活スタート。 ワインエキスパート資格取得(2008年) ボイスワークス所属