[海外生活で感じたこと]〜日本との精神的距離はぐんと縮まっている

もしこれが20年前だったら!?

2018年11月にバルセロナに来て

早くも3年目。

色々と生活には慣れてきたのですが、

ふと思ったのです。

これがもし20年前だったら!?

もちろんスマホなんてない。。。

・・・

考えただけでゾッとする。

それを強く感じたのは

目的地に向かっている時。

もう当たり前のようにお馴染みの

Googleマップ!

を使っていた時のこと。

わかりやすく表示された行き方を見て、
おまけに自分の現在地も随時確認できて、

指示通りにバスや地下鉄に乗って行けば

ちゃーんとたどり着く。

今では当たり前になったこの習慣に

ふと感動したのだ。

これはとんでもないことだ!と。

ただ目的地がわかるだけじゃなくて、
自分の現在地がわかることで、
途中で道の間違いにも気づける。

ひと昔前だと、
地図を片手ににらめっこしてるんだろうなぁ。

間違えて向かってても
しばらく気づけなくて遠回りしてたなと。

こうしてスマホやネットのありがたみを
感じていたら、

他にもとんでもない恩恵を
たくさん受けていたことに改めて気づくのです。

世界中の人と無料で通話ができる

もはや国境関係なし!

昔だと、

高い高い通話料を払って、
国際電話を使うしかなかった。

しかもお互いが固定電話のある場所限定。

それが今では、

いろーーーーんな方法で、

しかもタダで

おまけにビデオ通話も可能

ネット環境さえあれば好きなところで
国境を超えて気軽に話せる。

もちろん私も日本にいる両親や友人と

気が向いた時にいつでも連絡をとっています。

初めての通話の時、
何人かに言われました。

「ほんとにスペインにいるの!?」

いーるよーん!

あとは写真を一瞬で送り合える。

これもまた素晴らしい機能。

子どもの成長記録も世界中で共有可能。

こんな時代が来るなんて。

革命バンザイ!

作り上げてきた先人の方たちに感謝です。

日本のエンターテイメントが楽しめる

リアルタイムで
日本のテレビ番組は見られないけど、

NETFLIXにアマゾンプライム、
YouTubeをはじめ、

色んな動画サービスが。

もう、自分は日本にいるんじゃないか?

と錯覚しそうな勢いで充実している。

家の中だと日本語オンリーで過ごせる。

(スペイン語が身につかない理由の一つ笑)

SNSの進化

Facebook、ツイッター、インスタグラム。

もう情報は一瞬でやってくる。

大好きなあの人のインスタライブだって

リアルタイムで見られちゃう。

オンラインサロンというものも
充実していて、

スペインにいながら参加できてしまう。

日本にいる友人の近況もわかるし、

寂しさを感じることがあまりない。

(もちろん実際に会えない寂しさはある)

流行にもついて行けます(!?)

あとは

電子書籍

すごいよもう。

ファッション誌だって
発売日と同時に読めちゃうもんね。

日本ではアレが流行ってるんでしょ?

すぐに知れちゃうからね。

(実際はついて行けてないけど…)

あとは読んでみたい本。

購入手続きすれば即読めるというありがたさ。

私、本当に異国にいるんだよね?

って思うくらい、

本当に一瞬で日本の情報が手に入るし
日本のエンタメを楽しむことができる。

海外にいる寂しさや孤独を感じることが

昔と比べ物にならないくらい
減っているのでは、

としみじみ思ったのです。

その分苦労することが減り

自分で調べたり遠回りしたり、
考えたり悩んだり、

スリルや冒険心まで減ってしまったのは事実。

どちらがいいか悪いかはさておき、

時代の変化を感じられずにはいられない。

便利な方がいいに越したことはない。

もしかしたら私の場合は、

孤独が大きなストレスになっていたかも知れないし、

救われていることは事実。

こうしてブログを書けるのも、

時代の変化のおかげ。

こんなことを考えていたら

高校1年生の政治経済の授業を思い出す。

授業中

先生「そのうち、誰もが1人1台
自分専用の電話を持つのが当たり前の時代が来るぞ」

生徒「えー!まじでー!?」

その頃は、

ポケベルブームが去り、

ほんの一部の生徒が
PHSを持ち始めたくらい。

2年生の頃にはだんだんとPHS所持率が上がり、

PメールDX(デラックス)
という1000文字までのメールが送れるようになり、

だんだんPHSから携帯に移り、

当時の私たち

「着信音が和音になったよ!」
「画面がカラーになったよ!」
「カメラ機能がついたよ!」


と新機種発売のたびに

ワーキャー盛り上がってた思い出が。

懐かしいー!

この20年で目まぐるしく生活が便利に。

おかげさまで

異国でこうして頑張れてます。

精神的には縮まった日本との距離。

でも、物理的な距離はやっぱり遠い〜!


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ABOUT US

tomoe
1983年生まれ 山口県岩国市出身 共立女子大学を卒業後、 yab山口朝日放送 メ〜テレ(名古屋テレビ放送)に勤務 結婚を機に退社し上京。 2人の息子を出産後 2018年11月から夫の赴任に伴い スペイン・バルセロナ生活スタート。 ワインエキスパート資格取得(2008年) ボイスワークス所属