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子どもの幼稚園どうしよう?
バルセロナ赴任当時、
2人の息子は
5歳(年中)と
2歳(3歳になる学年)。
(日本では2人とも地元の幼稚園へ通っていました)
こちらに来て学校の選択肢は3つ
- 日本人学校
- インターナショナルスクール
- 現地校
私なりに感じたことをまとめます↓
日本人学校の場合
メリット
・日本と変わらない教育が受けられる
・完全に日本語で全てが完結するので親も助かる
・周りの親御さんたちも日本人なので安心
・帰国後、日本の学校に馴染みやすい
デメリット
・現地のリアルな文化に触れられない
インターナショナルスクールの場合
メリット
・英語が身に付く
・色んな国出身の人がいて異文化交流ができる
デメリット
・とにかく学費が高い
・学校とのやりとりや連絡に日本語は一切ない
(ただ英語なのでハードルは高くない)
・帰国した時に日本の学校に馴染むのに時間がかかる
現地校の場合
メリット
・地元の文化に触れられる
・日本とは違う経験ができる
・スペイン語が身に付く
デメリット
・帰国した時に日本の学校に馴染むのに時間がかかる
・日本ならではの感覚・価値観がわからなくなる
・学校とのやりとりや連絡に日本語は一切なく
ほぼスペイン語か英語(言葉の壁)
・学校でママ友パパ友ができない(言葉の壁)
・教育内容の違い(内容もレベルも)
2ヶ月の日本人学校生活
ほぼ情報も知識もゼロ状態だった私たち。
選択肢は日本人学校一本でした。
たった2ヶ月でしたが、
実際通わせてみて、
日本と同じような教育が受けられたことは
本当に良かったと思っています。
日本ならではの
ルール、マナー、礼儀正しさ、
現地校に通っている今でも
特に長男はしっかり残っています。
次男は、
日本で半年だけ幼稚園に通っていたので、
それだけでも大きな影響がありました。
食事後、自分で食器を下げる習慣が今でもあって、
それは日本の幼稚園で毎日行ったおかげです。
日本人学校に通うメリットは、
日本人としての感覚が自然と身に付くこと。
今後日本に戻ることを考えた場合、
我が家の場合必要だと思いました。
なぜ現地校へ転校させたのか
バルセロナの場合
日本人学校の場所がサンクガットという隣街。
スクールバスのバス停は
すぐ近くだったのですが
朝7時20分という早さ。
水曜日以外はお弁当が必要。
それなのに私が1ヶ月以上体調を崩し
お弁当が作れなかったのです。
あとは
私が早起きしてお弁当を作るのが大変、
という私の身勝手な理由も…
そんな中、
少しずつ現地の情報も入ってくるようになり
現地校という選択肢が浮上したのです。
現地校にも色々ある
現地校にも種類があり、
・公立
・コンセルタード(公立と私立の中間)
・私立
我が家が通っているのは
コンセルタード。
公立でも私立でもない
(もしくは公立でもあり私立でもある)
という不思議な位置付け…
大きな違いは
公立だとスペイン語ではなく
「カタラン語」で過ごすことになること。
コンセルタードと私立は、
それぞれ学校の方針によります。
カタラン語だけではなく、
スペイン語に触れてほしかったのもあり、
近所のコンセルタードにしました。
実際に通わせてみた感想
ざっくりいうと、
良かったです。
子どもの性格にもよると思うのですが、
長男にとっては3つ目の幼稚園、
泣いて嫌がったことが3回ともなかったのと
次男は日本でも現地でも
泣いて嫌がったのは最初の数日だけで
慣れてしまえば思いっきり楽しむタイプでした。
なので現地校だからといって困ることは
特別になかったです。
良かったと思う点(私基準)
以下は学校によって違うが、
今通っている学校の場合のメリット
- カタラン語だけじゃない点
(スペイン語・カタラン語、英語) - 近い(徒歩10分以内)
日本と違って、子供だけで登下校は禁止。
大人が必ず付き添う必要ありなので - 年に2回の保護者面談はおよそ1時間
しっかり子供について教えてくれる - 多人種の子供たちがいる
髪、肌、目の色が違う人たちがいるのが
当たり前という環境にいるのは
プラスになったように思う。
ゼロではないが人種差別が少ない。
時々両手で両目の端を引っ張る子供はいる。
(細目を表すアジア人差別)
が、それすら笑い飛ばす息子・・・
苦労していること
- 学校とのやりとりは全てスペイン語が英語
- クラスのグループチャット
(親同士のLINEのようなグループ)が
全てスペイン語(Google翻訳様様!) - 言葉だけではなく、
価値観や感覚がなかなか掴めない - 長男が小学生になった今、
日本の教育が受けられない
(特に漢字などの日本語教育)
と、メリットデメリット色々あります。
結論 正解はない!
・日本人学校
・インターナショナルスクール
・現地校
どこを選んでも、
子供が楽しく通えていれば
それが全てだと思います。
なので、現地校に通っていることが
絶対正しいとも思わないし、
どこに通っても子供達は楽しんでくれると思うのです。
気づいたのは、
子どもの適応能力ってすごい。
大人が思っている以上にすごい!!
子どもの可能性って素晴らしいと思うとともに、
私たち大人も負けてはいられないぞー!
と思ったのでした。
以上、学校について感じたことでした!
(9:00〜16:45)
3歳になりたての次男が
満4歳になるのを待たず通えた
(イベントの時の盛り上がりがすごい)
(おそらく帰国すればすぐ忘れるけど)
役割の分業化が進んでいて担任の負担が少ない。
・ランチタイムはランチ専門の担当者がいる
・午前と午後、しっかり休憩していて、
日中カフェで先生に遭遇することもある。
・残業もなく子供の帰宅と共に退社する。
よって先生の心のゆとりを感じる。