[スペインのクリスマスのメインは1月6日]年が明けてもクリスマスムード!〜レジェス・マゴスの日〜

12月25日で終わらないクリスマス

この記事を書いている今は
2021年1月6日。

街にはまだクリスマスツリーがあった。

なぜならスペインのクリスマスは
今日がメインなのだ!

1月6日は

レジェス・マゴスの日

レジェス・マゴスとは
誕生して間もないイエス・キリストの元に駆けつけ、
贈り物を贈った3人の賢人のこと。
「東方の三賢人」とも呼ばれている。

スペインでは、
その三賢人がプレゼントを持ってきてくれる。

1月6日の朝、
子供たちが目覚めたら
枕元にはプレゼントが届いている。

子どもたちのプレゼント、
12月25日はどうなってるの?
1月6日だけ?
それとも2回もらえるの!?

私の周りの人に聞いてみたところ、

近年は12月25日の勢いが増しているそうで、

パパノエル(サンタさん)からのプレゼントが多かった。

でもレジェス・マゴスも大事な日。

2回プレゼントをもらっている子どもたちが
結構いるらしい。

羨ましいぞ!!!

確かにショッピングモールは
年明けもクリスマス商戦が続いており、

おもちゃ売り場は入場のための長蛇の列が。
(コロナの影響もあり少人数ずつ入店)

我が家にレジェス・マゴスは来たのか?

年明けも続くプレゼント商戦を見て

息子たちが黙っちゃいない。

息子たち

「三人賢者に何もらおっかな〜♪」

「いやいや、うちには三人賢者は来ませんっ!」

(またプレゼント買わされるなんてたまったもんじゃないわ)

ごねる息子との戦い。

結果的に、

日本にいたらもらえるであろう
お年玉がないので、

「お年玉」という形でLEGOを買いました。

(ごねまくるので折れました)

レジェス・マゴスの日に食べるお菓子

「三人賢者は来ませんっ!」

とか言っておきながら、

食べ物となるとまた別の話。

それがこちら

ロスコン・デ・レジェス

通りがかりのケーキ屋さんで

このドーナツ状のケーキが
ロスコン・デ・レジェス。

家族4人なので、キレイに4等分。

これには理由があるのです。

これ、何も知らずに食べると

歯が折れるかもよ!?

どゆことーーー!?

実はこのケーキの中には

何かが隠れている。

それが

ケーキの中からこんにちは

「小さな人形」と「固いそら豆」。

これには意味があるのです。

自分に切り分けられたケーキに、

・この人形が入っていた人には幸運が!
・そら豆が入っていた人はケーキ代を
負担

という遊び心が!

結果的に長男が人形
夫がそら豆を当てました。

何も入ってなかった次男は拗ねる・・・

そら豆をあげると喜んだけど、

おいおい、そら豆の人は
ケーキ代払うってわかってるんかーい!

以上、

スペインの年明けクリスマスについてでした。

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ABOUT US

tomoe
1983年生まれ 山口県岩国市出身 共立女子大学を卒業後、 yab山口朝日放送 メ〜テレ(名古屋テレビ放送)に勤務 結婚を機に退社し上京。 2人の息子を出産後 2018年11月から夫の赴任に伴い スペイン・バルセロナ生活スタート。 ワインエキスパート資格取得(2008年) ボイスワークス所属