突然の海外生活を言い渡された2018年。
いつもと変わらない朝。
バタバタと2人の息子の登園準備をしていたら
夫から突然見せられたスマホ画面。
海外駐在が決まりました
という内容のメール。
赴任先は、
スペイン・バルセロナ。
ん?はい?????
と状況が飲み込めず、
混乱したまま
とりあえず子供を幼稚園バスに乗せた。
知らされた時の心境
海外に行きたいな〜という夫の話は聞いたことがあった。
ふ〜ん
と適当に聞いていた。
希望者の面接を受けているとも聞いていたけど、
と他人事のように聞き流していた。
しかも当時、
マンションを購入して4年程度。
しばらくそこに落ち着いているつもりだった。
海外経験・語学力は限りなくゼロ
海外は旅行程度。
スペインは行ったことがなく、
死ぬまでに
サグラダファミリアを一度は見てみたい、
という程度だった。
英語は、高校の中盤から挫折。
大学受験のために適当にやっていたレベル。
スペイン語なんて、ほぼ知らんよ。
いやいや、
いきなり海外、
しかも遠い遠いヨーロッパって
どういうこと?
実感がなかったので、
頭の中はフワフワ。
今まで描いていた、
ここでのこれからの生活は無くなるの!?
という虚無感だけははっきりとあった。
そして厄介だったのが、
VISA取得の関係で
いつからというのが
はっきりしなかったこと。
結局、知らされてから引っ越すまでに
10ヶ月ほどかかり、
2018年の11月に日本を離れたのでした。
未知の世界
当然ながら、
海外に住むということは、
日本語が一切通じない
という試練。
これが一番のハードル。
何をするにも立ちはだかる大きな壁となる。
スペイン語の勉強は避けて通れなさそう。
ただスペイン語で良かった点がいくつかある。
- 発音が日本語と似ている
JやGの発音さえコツを掴めば、
ほぼローマ字読みで通じる。 - 21カ国の公用語
スペインだけでなく、
南米など21カ国で使われている。 - 約5億人の話者
中国語、英語に次いで多い話者数。
スペイン語ができると
一気に世界が広がりそう
これらを考えると、
スペインという地に決まったのは
勉強さえすれば世界が広がるチャンスかもしれない。
というように、
海外生活、前向きに捉えることにしたのです。
この際、ヨーロッパ文化に触れてみようと。
そんな簡単に行けるわけないやろー